暗号資産をクレジットカードで買いたい!と思っている方向けの記事です。
本記事では暗号資産をクレジットカードで買うメリットやデメリット、具体的な方法も紹介します。
さらには販売所と取引所の違いや、暗号資産自体での決済についても解説します。
5分程度で読めますので、今すぐ暗号資産をクレジットカードで購入したい方は、最後までご覧ください。
暗号資産(仮想通貨)をクレジットカードで購入する方法
暗号資産(仮想通貨)をクレジットカードで購入することは可能です。
しかし、日本国内の暗号資産取引所ではクレジットカードでの購入に対応していないことが多いため、クレジットカードを利用して暗号資産を購入したい場合は、主に海外の取引所を利用する必要があります。
海外の暗号資産取引所は、Visa・Mastercardなどの主要なクレジットカードブランドに対応していることが多く、クレジットカードで簡単に暗号資産を購入できます。
一方、日本国内の暗号資産取引所では、金融庁の規制や各社の方針により、クレジットカードでの購入に対応していないケースがほとんどです。
国内で暗号資産を購入したい場合は、まず国内の取引所で日本円を入金し、それを使って暗号資産を購入する方法が一般的です。
海外の暗号資産取引所でクレジットカード購入が可能
海外の暗号資産取引所では、クレジットカードを使った暗号資産の購入に対応しているところが多くあります。
クレジットカードを使って暗号資産を購入するメリットとしては、即時性が高く簡単に購入できる点が挙げられます。
またクレジットカード決済の場合は、カード会社のポイント還元を受けられるケースもあります。
ただし、クレジットカードでの暗号資産購入には、以下のようなデメリットや注意点もあります。
- 手数料が高い(5%程度かかるケースも)
- 購入限度額が設定されている
- 一部のクレジットカードブランドは利用不可
- 本人確認(KYC)が必要なケースがある
海外取引所を利用する際は、これらの点を十分に理解したうえで、自身のニーズに合った取引所を選ぶことが大切です。
国内の暗号資産取引所ではクレジットカード購入に対応していないことが多い
日本国内の暗号資産取引所では、金融庁の規制などを背景に、クレジットカードでの暗号資産購入に対応していないケースがほとんどです。
その理由としては、以下のような点が考えられます。
- 暗号資産の価格変動リスクが高い
- クレジットカードの不正利用を防ぐため
- マネーロンダリング防止の観点から
そのため国内の取引所を利用して暗号資産を購入する場合は、まず日本円を取引所に入金し、それを使って暗号資産を購入するのが一般的な方法となっています。
日本円の入金には、銀行振込やコンビニ払いなどの方法が利用できます。
入金の手間はクレジットカード決済よりもかかりますが、手数料は比較的安く抑えられるメリットがあります。
国内取引所の中には、クレジットカードを含むさまざまな入金方法に対応しているケースもわずかにありますが、クレジットカードでの暗号資産購入を検討する際は、海外取引所の利用を中心に検討すると良いでしょう。
クレジットカードで暗号資産を購入するメリットとデメリット
暗号資産(仮想通貨)をクレジットカードで購入する際には、メリットとデメリットがあります。ここでは、それぞれについて詳しく解説していきましょう。
メリット – ポイント還元、日本円からの購入、送金手間の削減など
クレジットカードで暗号資産を購入するメリットは、以下の3点が挙げられます。
クレジットカードで暗号資産を購入すると、カード会社のポイント還元の対象となる場合があります。還元率は取引所やカードによって異なりますが、手数料の一部をカバーできるでしょう。
クレジットカードで暗号資産を購入すると、カード会社のポイント還元の対象となる場合があります。還元率は取引所やカードによって異なりますが、手数料の一部をカバーできるでしょう。
クレジットカードを使えば、日本の取引所から海外の取引所へ暗号資産を送金する必要がなくなります。時間と手間を大幅に削減できるでしょう。
デメリット – 手数料が高い、購入限度額がある、一部カードが使用不可など
一方、クレジットカードで暗号資産を購入するデメリットもあります。
クレジットカードでの購入は、銀行振込などに比べて手数料が高くなる傾向にあります。取引所やカードによりますが、3~5%程度の手数料がかかるケースが多いでしょう。
クレジットカードには1回あたりの利用限度額や、月々の利用限度額が設定されています。高額な購入ができない可能性があります。
取引所によっては、VISAやMastercardのみ対応していて、JCBやAmericanExpressなどは利用できないことがあるため事前の確認が必要です。
暗号資産の価格変動リスクが高いため、クレジットカードの利用限度額を超えて損失を被る危険性もゼロではありません。
以上のように、クレジットカードで暗号資産を購入する際は、メリットとデメリットをよく理解したうえで、自身の投資目的に合った方法を選択することが大切です。
Bybit(バイビット)でのクレジットカードによる暗号資産購入方法と注意点
Bybit(バイビット)では、2020年8月にリリースされた「暗号資産購入機能」を利用することで、クレジットカードを使って直接暗号資産を購入できます。
ここでは、Bybitでクレジットカードを使って暗号資産を購入する手順と、注意点について解説します。
Bybitでクレジットカード購入する手順
Bybitのクレジットカード購入の手数料と限度額
Bybitでクレジットカードを使って暗号資産を購入する際の手数料は、以下のとおりです。
クレジットカード発行地域 | 決済ネットワーク | 手数料率 |
EU | Visa | 1.10% |
Mastercard | 1.10% | |
EU以外 | Visa | 3.05% |
Mastercard | 2.70% | |
全地域 | JCB | 5% |
手数料率は変更される可能性があるため、購入前に必ずBybitの公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
また、クレジットカード会社の利用限度額を超えていると、購入がエラーになってしまう点にも注意が必要です。事前にカード会社に確認し、必要であれば限度額を一時的に引き上げてもらうのも良いでしょう。
Bybitでクレジットカードによる暗号資産購入を利用する際は、手数料の高さと購入限度額を考慮したうえで、自身の投資計画に合った方法を選択することが大切です。
Bybitでクレジットカード購入後の出金方法と注意点
Bybit(バイビット)でクレジットカードを使って暗号資産を購入した後、その資産を出金するには以下の手順を踏む必要があります。
- Bybitにログインし、「資産」タブを選択
- 出金したい暗号資産を選び、「出金」をクリック
- 出金先のウォレットアドレスを入力
- 出金額と二段階認証コードを入力し、「出金リクエスト」をクリック
出金手数料は暗号資産ごとに異なり、また時期によっても変動するため、出金前に必ずBybitの公式サイトで最新の手数料を確認しましょう。
また、Bybitでクレジットカードにより購入した暗号資産を出金する際は、以下の点に注意が必要です。
- 出金先のウォレットアドレスに間違いがないか確認する
- 出金手数料を差し引いた額が出金されること
- 最低出金額を満たしていること(暗号資産ごとに異なる)
- 出金処理には一定の時間がかかる場合がある
セキュリティ面では、二段階認証を設定し、不正ログインや不正出金を防ぐことが大切です。
Bybitのクレジットカード購入トラブル時の対処法
Bybit(バイビット)でクレジットカードを使った暗号資産購入がうまくいかない場合、以下のような原因が考えられます。
- クレジットカード情報の入力ミス
- 利用限度額の超過
- カード発行会社による取引の拒否
- 本人確認(KYC)が未完了
トラブル時の対処法としては、まず「購入履歴」画面でエラー内容を確認し、考えられる原因を一つずつ潰していくのが基本です。
- カード情報を再度確認し、入力ミスがないか確認
- 利用限度額と購入額を確認し、必要であればカード会社に連絡
- カード発行会社に連絡し、取引が拒否された理由を確認
- 本人確認(KYC)を完了させる
どうしてもトラブルが解決しない場合は、Bybitの公式サイトにあるヘルプセンターから問い合わせをしましょう。その際、トラブルの内容を詳細にまとめ、エラーメッセージのスクリーンショットなども添付すると良いでしょう。
Bybitでクレジットカードによる暗号資産購入を利用する際は、事前に手数料や限度額などの注意点をよく理解し、トラブルが起きた際の対処法も把握しておくことが大切です。
暗号資産の販売所と取引所の違いと特徴
暗号資産(仮想通貨)を購入する方法には、大きく分けて「販売所」と「取引所」の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴と違いについて解説します。
- 運営会社が直接暗号資産を販売・買取
- 価格は運営会社が決定するため、取引所と比べて若干高め
- 初心者でも利用しやすい
- 取引量が少ない暗号資産も購入可能な場合がある
- 利用者同士が暗号資産を売買
- 価格は需要と供給のバランスで決まる
- 販売所と比べて価格が安い傾向
- 多くの暗号資産を取り扱っている
- 取引に慣れが必要
基本的に、初心者や少額投資の方には販売所が、経験者や大口投資家には取引所がおすすめです。
また、取引所では暗号資産を日本円に交換するためにいったん販売所に移行する必要があるケースもあります。
自分のニーズに合った方を選ぶことが大切ですが、どちらの場合も取り扱っている暗号資産の種類や手数料、セキュリティ面などをよく比較してから利用を決めましょう。
暗号資産決済の利用方法やメリット・デメリット
暗号資産(仮想通貨)は、実際の商品やサービスの支払いに利用する「暗号資産決済」にも使うことができます。ここでは、暗号資産決済の利用方法と、そのメリット・デメリットを解説します。
暗号資産決済の利用方法
- 暗号資産決済に対応した店舗・サービスを選ぶ
- 暗号資産ウォレットアプリで支払いのQRコードを読み取る
- 支払額と手数料を確認し、送金を実行
- 店舗・サービス側で入金を確認したら決済完了
メリット
- 決済手数料が低い
- 送金が速い
- 世界中で利用可能
デメリット
- 価格変動リスクがある
- 利用できる店舗・サービスが限られる
- 間違えて送金すると取り消せない
暗号資産決済のメリットを活かせるのは、主に海外旅行時の支払いや、オンラインでのグローバルな取引などです。
ただし、暗号資産の価格変動リスクは常に考慮が必要です。
また、金額の大小にかかわらず、送金の際は送金先アドレスをよく確かめることが大切です。
暗号資産の取引は匿名性が高いため、一度送金したら取り消すことはできません。
暗号資産決済は利便性が高い反面、リスクも伴う新しい決済方法と言えるでしょう。
自身のリテラシーとニーズに合わせて、利用の可否を判断することが賢明です。
まとめ
今回は、暗号資産をクレジットカードで買う方法を紹介しました。内容を簡単にまとめると以下のとおりです。
- 国内の取引所ではクレカで暗号資産を購入できない
- 海外の取引所ならBybitがおすすめ
- デメリットもあるので注意が必要
Bybitは世界160ヶ国で2,000万人が利用しているサービスです。
日本語対応しているサービスもあるため、初めての方でも安心して取引できます。
Bybitならクレジットカードで、いつでもどこでも暗号資産を購入できます。
本記事で紹介した手順を参考に試してみてください。